最近のオイル人気で、昔から日本にあるオイルも見直されてきました。そんな中でも、日本で長く愛されてきた馬油には多くの魅力があります。

昔からあるのに、その美容効果についてはあまり知られていない馬油。今回は、そんな馬油に焦点を当て、その特徴と美容効果について紹介していきます。

馬油の特徴

馬油は、馬のたてがみや腹部などの皮下脂肪を原料として作られた白濁した動物性オイルです。元々、馬油は中国で使われ、日本には奈良時代に伝来してきたそうです。馬油は人間の皮脂の脂肪酸と似ているため、肌への浸透率も高く、べたつきが残らないのが特徴です。

また、不純物の入っていない馬油は口に入っても問題ないため、小さな子どもの保湿剤としても使用することができます。融点が30度なので、ワセリンなどと比べて容易に液体化して肌へなじませることができます。

馬油の美容効果

馬油にはさまざまな美容効果があります。それでは馬油の美容効果についてみていきましょう。

 保湿や保温効果

馬油の油分が肌に油膜を張ってくれるため、保湿効果や保温効果があると言われています。特に注目すべきは馬油に含まれる「馬セラミド」です。私たちの肌の外側にある角質層の中で水分を保つ働きをしているのが「セラミド」です。

馬セラミドが私たちと同じ動物性セラミドなので、角質層にすっと浸透して、肌内部の水分蒸発を防いで潤いを閉じ込めてくれます。そして、保温効果によって血行を促進し、肌のターンオーバーを整えて、しみやシワを改善してくれます。

抗酸化作用

馬油は、昔から民間療法の治療薬として活用されてきました。それは、馬油には抗酸化作用や殺菌作用があるからです。馬油は、肌へ素早く浸透して肌表面に油膜を貼り、外部からの雑菌などを防いでくれます。

また、酸素も入らないので、雑菌の繁殖や酸化を抑えてくれると考えられます。この抗酸化作用によって、肌の老化を防いで若々しい肌を保ったり、ニキビの改善に役立ったりします。

炎症の予防効果

馬油が最もよく活用されるのが、やけどの治療です。馬油には炎症を予防したり抑えたりする効果があります。

また、余分な熱を取り除く効果も期待できるので、やけどをしたら馬油を塗って様子を見るという方も多くいます。日焼け後の肌に塗ると、肌トラブルを抑えてくれます。

馬油は高い浸透力で美容成分を届けるオイル

馬油には、昔から知られる効果だけでなく、現代の女性の悩みを解決してくれる美容効果がたくさんあり高い浸透力をもっています。

小さいお子さんから使えて安心ですし、ブースターやボディケア、ヘアケアなど用途は多岐に渡ります。フェイスオイルに使うだけでなくぜひ自己流の使い方を見つけてみてくださいね。